コラム
冬のお風呂シーンで注意したい! 水分補給の大切さとは
冬のお風呂シーンで注意したい! 水分補給の大切さとは
寒さで体が冷えきってしまった日は、湯船にゆっくり浸かって温まりたくなるもの。温かい湯船に浸かってたくさん汗をかいたときは、水分補給をすることがとても大切です。
今回の記事では、お風呂での効果的な水分補給の方法や、注意点について解説します!
お風呂に入ったときは水分補給が大切! その理由は
人は入浴中に発汗量が多くなりますが、実際にどのぐらいの量の水分が失われているのかご存知でしょうか? 実は、40℃の湯船に10分間浸かるだけで、約500ccもの水分が失われるといわれています。
大量の発汗によって体が水分不足におちいると、血液中の水分が減り、粘度が高まってドロドロになります。このような状態で入浴を続けると、血圧が急に上昇し、血管が詰まりやすくなってしまいます。最悪の場合、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす可能性もあるのです。
また冬場は外の空気が乾燥しているだけでなく、室内も暖房で空気が乾燥しています。ただでさえ水分が不足しやすい状態であるため、入浴をして体の水分が逃げてしまうとさらに危険です。
入浴によって血液がドロドロになるのを防ぐには、まず普段からこまめに水分補給をすること。そのうえで、入浴の際にもしっかりと水分補給をして、血液をサラサラに保つことがとても大切なのです。
水分補給のベストタイミングは?
水分補給をするタイミングは、入浴の前後と入浴中がおすすめです。
入浴後は喉が渇くので、水分を摂っているという人も多いでしょう。しかし、大量の水分が出ていくのは入浴の最中であるため、入浴前にも水分を摂っておくと、入浴中に血液がドロドロになるのを防いでくれるのです。さらに、入浴中にも水分補給をすれば、「ドロドロ血」を予防する効果はさらにアップします。
水分補給をするときの注意点とは?
水分補給にアルコールやコーヒーはNG!?水分補給の際には、「水分の種類」に気をつけましょう。水分補給の際には「水分なら何でもよい」というわけではないのです。例えば、アルコールやコーヒー、紅茶などは利尿作用が高く、飲むと余計に水分が不足しやすくなってしまいます。お風呂上りのビールはとても美味しく感じるものですが、水分補給にはNGです。 また、一気に水分を摂るのではなく、一口ずつこまめに飲むほうが効率的に水分を吸収できます。水分の種類と合わせて、飲み方にも気をつけるとよいでしょう。
水分補給には「酸素水」がおすすめ!水分補給の際には、水やスポーツドリンクなどが最適です。特に水の中でもおすすめなのが「酸素水」。酸素水は、高濃度の酸素を含んでいる水のことで、体に優しいとして人気があります。 酸素にはストレス解消を促進したり、細胞の働きを活発化させて疲れを取れやすくしたりする効果があるといわれています。入浴後と睡眠前の間の時間に酸素水を飲んで酸素を取り入れることで、リラックス気分のまま安眠効果が期待できます。水分と一緒に体に不足しがちな酸素も吸収できる酸素水は、一石二鳥のアイテムだといえるでしょう。
お風呂に入るときは、こまめに水分補給しよう!
人が口から摂取した水分は、約15分後に体内へと吸収されます。お風呂に入る15分前に水分を摂ったら、入浴中や入浴後にも水分を摂りましょう。こうすることで、入浴で大量の汗をかいたあとの水分不足を防ぐことができます。
体の水分が不足すると、血液や肌も水分不足になり「お肌が乾燥しやすくなる」などのさまざまな影響が現れます。健康と美容のためにも、酸素水でしっかりと水分補給をするようにしましょう!