コラム
老け顔の原因に?! 口呼吸が体に及ぼす悪影響とは
老け顔の原因に?!口呼吸が体に及ぼす悪影響とは
皆さんは普段鼻で呼吸していますか?
それとも口で呼吸をしていますか?
一般的には鼻で呼吸することが体にとっては自然だと言われていますが、口で呼吸することが慢性的になっているという方も少なくありません。
口呼吸は健康面に悪影響を及ぼすと同時に、美容面でも良くないとされています。
そこで今回は、口呼吸が与える悪影響についてご紹介いたします。
顔がたるんで老け顔に?!
気が付いたら口がぽかんと開いていることが多いという人は、普段から口呼吸をしている可能性が高いです。
口呼吸になるということは、口をしっかり閉じていることができないということです。
そうすると口周辺の筋肉は衰え、口元がたるむ原因となります。
口元がたるむことでフェイスラインが崩れ、二重あごになってしまうことも。
口元のたるみは、ほうれい線の原因の一つでもあります。
顔がたるむことで若々しさが失われ、見た目年齢を大きく引き上げてしまうのです。
口呼吸が病気の原因に?
口が常に開いていると、風邪やインフルエンザなどの病気にもかかりやすくなってしまいます。
鼻で呼吸していれば、風邪ウイルスが入り込もうとしたとしても、体内に入り込む前に鼻毛などである程度体内への侵入を防ぐことができます。
しかし口呼吸だとダイレクトに体内に入り込んでしまうため、風邪をひきやすいとされているのです。
また、口呼吸を続けることで口内は乾燥しやすくなります。ウイルスは乾燥した環境を好むため、その点も口呼吸が病気になりやすいとされる理由です。
いびきなどの原因にも
口呼吸をする人は呼吸が浅くなりがちな傾向にあり、寝ているときにもその影響が現れます。
その代表がいびきです。
普段からいびきをかく癖があるという人は、起きているときに口呼吸をしているというケースが非常に多くあります。
いびきがひどくなると「睡眠時無呼吸症候群」を引き起こしやすく、眠りの質が悪くなったりすっきりと目覚められなくなったりといった弊害が起こってしまう可能性も。
鼻呼吸をすることは体にとってはごく自然なことで、健康面・美容面両方に良い効果をもたらします。
呼吸が深くなると体全体に血液を効率よく巡らせることができるため、頭痛や肩こりの改善にも繋がります。
さらに、口内の乾燥を防ぐことができるので風邪をひきにくくなるだけでなく、唾液の分泌を促し口臭や虫歯の予防にも役立ちます。
また、口をしっかり閉じることを意識するだけで、表情筋の衰えを防ぐ効果もあります。
つい口呼吸になってしまうという方は、意識して鼻呼吸に治すよう心がけてくださいね。