コラム
その体調不良、「酸欠」のせいかも?
その体調不良、「酸欠」のせいかも?
日常的に体調が悪い場合は、その原因は「酸欠」かもしれません。
ストレスや貧血から酸素が十分に体にいきわたらず、頭痛やめまい、記憶力の低下という症状が出ることがあるからです。
普段の生活から見直すことで改善につながるケースもあります。
酸素が行きわたらないと頭が働かない
酸素は身体や頭を働かせるために重要な要素で、不足すれば頭の回転が鈍くなり、疲れやすくなるだけでなく、呼吸困難やおう吐感、意識の混濁などの症状が出ます。
酸素は普段から身の回りにあります。私たちはさまざまな原因でしっかりと吸収できていない場合があるのです。
例えばストレスがたまると無意識に呼吸が早く、浅くなってしまったり、呼吸ができていても貧血や鉄分不足で十分な酸素が届かなかったりするのです。
こうなってしまうと記憶力や集中力の低下を招いてしまい、仕事や日常生活にも支障をきたしてしまいます。
適切なストレス発散や栄養摂取で、酸素不足を防ぐことが大切なのです。
不規則な生活は酸欠のもと
酸欠の原因となり得るのは日頃のストレスや栄養不足だけではありません。
生活習慣が原因となる場合もあります。
不規則な生活は睡眠を浅くし、副交感神経の働きを鈍らせてしまいます。
副交感神経の働きが鈍ると、呼吸が早く、浅くなる原因となってしまいます。
また、ストレスがたまりやすく、疲労がたまりやすいなど、酸素不足と共通の症状が出ることもあり、しっかりと睡眠をとる必要があります。
睡眠時無呼吸症候群など、睡眠が酸素不足に深く影響している可能性もあります
生活習慣の見直しや、睡眠の質の改善が酸欠を防ぐために重要な場合があるのです。
酸素不足解消のために!
1 意識して酸素を取り入れる
最近では酸素カプセルや酸素バーなどもあります。
チューブなどを利用し、直接的に酸素を取り込みます。
疲労感がひどいときやリフレッシュしたいなというときに利用してみましょう。
また、酸素水という手もあります。お水を飲むだけなので手軽ですね。
2 運動をする
運動をすればそれだけ呼吸を深くする必要があり、呼吸の浅さを克服するために役立ってくれます。
深呼吸を定期的に行う等、癖付けを意識するのも方法で、運動をする時間がない人にもおすすめです。
可能であればストレッチなども加えるとより身体に酸素が回りやすくなります。
効果的に酸素を取り入れるために、エアロビクスやヨガにチャレンジする人もいますが、無理のし過ぎには注意が必要です。
張り切り過ぎるとかえって状況が悪くなってしまう可能性があります。
運動や酸素水などを組み合わせ、自分の体調と相談しながら少しずつ体を慣らしていくのが大切です。